New Longさんの日記

(Web全体に公開)

2016年
11月28日
13:23

基本の語法こそ大切

古今東西、外国語を取得しようとする時、基本単語の使い方すらマスターしていないのに、難しい単語や言回しを覚えようとする方々も少なくない。
しかし、基本単語すら使いこなせないのに、難しい言回しを覚えれる訳がないし、多くの事柄は基本単語と基礎文法でも表現出来るものである。

日本語の例では、格助詞や自動詞他動詞の区別、語尾変化が重要で、尊敬語や謙譲語の習得より先にマスターすべきである。
日本人でも間違うとか、文法説明出来ないとか言う人もいるが、絶対に間違わない格助詞の区別と言うのもある。

(1)「見る」(他動詞)
(2)「見える」(知覚の自動詞)
(3)「見れる」(他動詞「見る」の可能形(助動詞))
(4)「見られる」(他動詞「見る」の受動形など(助動詞))

(1)で、主語は「は」、主語強調なら「が」、目的語は「を」であり、「を」を「は」「が」にしては意味が変わるので、日本語ネイティブは絶対に間違わない。
(2)知覚動詞の場合、意味上の目的語に対して「が」を使い、目的語の強調も主語も「は」になる。日本語ネイティブは「を」は絶対に使わない。ただし「を」を使われても違和感はあっても通じるだろう。
(3)能願動詞や可能表現の場合も、意味上の目的語に「が」を使い、目的語の強調も主語も「は」になる。こちらは日本語ネイティブでも「を」を使ってしまう場合がある。
(4)受動では主語が動作や知覚の対象であり、尊敬表現が同じ語尾になる場合が多いため、本来の主語が誰かと「は」「が」「を」の使い分けは、かなり複雑だ。

問題は能願動詞や知覚動詞に似ている他動詞「知る」「見つける」などを「わかる」(能願)「見つかる」(受動)と混同して格助詞を間違うことである。

これに似たようなことを、日本語話者が中国語や英語を、学ぶ上で注意しないといけない。
中国語を学ぶ上では、まずは語順が重要で、語順が正しくなくても通じるパターンと意味が変わるパターン、副詞の使い分けなどが鬼門になる。

コメント

2016年
11月28日
14:26

わかりました。肝に銘じます。つい、基本も怪しいのに難しい単語を覚えたがるのは私です、本当に......。

2016年
11月28日
15:27

ミカネエさん

中級(目安:新HSK5級、旧HSK6級)以上の人は、それなりに基本の語法は習得しているはずだし、ある程度は聴力や読解力もあるはずなので、語彙とかを増やすのは良いと言うか、問題はないのです。(時折、文法の復習くらいはした方が良いけど)

問題になるのは、初級以下なのに、単語の丸暗記ばかりして、日本語の語順や日本語流の言回しばかりする方々です。自動翻訳と変わらないような外国語しか書けないし、読解でも語順や文法を無視して拾い読みして意味を取り違える。いつまでも伸びない。

難しい単語ほど使われる頻度が減るし、語法も限られてくるので、そんな単語を覚えるより、簡単で便利な言回しや語法(単語を置き換えれば使える文形など)を覚えることに時間を割いた方が良いのです。

2016年
11月28日
17:33

NewLongさん

おっしゃるとおりだと思います。外国語が上手な方々は皆さん基本を大切にされていますね。

私、ほとんど中国語が話せないんです。何を話してもしどろもどろ。新HSK6級にも合格し、中国語の小説や新聞を読んでいます。ところが全く中国語が話せない.......恥ずかしいです。

NewLongさんの書き込みを読み、自分の弱点がはっきりわかりました。簡単な基礎となる構文が頭に入ってないんだと思います。基本に戻るしかないんだと確信しました。

2016年
11月28日
18:03

あれ?
単に話す練習が足りないか、難しいことをいきなり話そうとしているだけではないですか?
論文とかスピーチじゃないので、十語前後かもっと短めの言葉で繋げれば話せるはずです。聞き取りは試験や語学学校内で聞くのより難しいことが多いでしょうけど。

十語前後の短い文を聞いて、文字を見ずに真似して話す練習をすると良いです。

2016年
11月29日
00:20


(1)「見る」(他動詞)
(2)「見える」(知覚の自動詞)
(3)「見れる」(他動詞「見る」の可能形(助動詞))

上記の(3)での可能形は、「見られる」と習ったような気がしますが、間違って習ったのでしょうか?

2016年
11月29日
00:24


突然質問して失礼しました。

2016年
11月29日
00:31

「ら抜き言葉」と言うもので、元来は正しくはありませんでしたが、口語の可能表現として広く使われています。

一方の受動態表現などでは「ら抜き」になることはありません。

また、名古屋地方の方言では「みえられる」と言う尊敬表現も存在します。

2016年
11月29日
00:48

愛知県民でしたか。

「来る」の尊敬表現で「みえられる」(正しくは「お見えになる」「いらっしゃる」だと言われている)は許容範囲と考えていますが、共通語で、動詞+「いらっしゃる」と使う他の表現にまで、動詞+「みえられる」を使われると、他の地方出身者には違和感が強いです。


「~で、よろしかったでしょうか?」と言う変な表現も、そのうち正しい日本語になるかも知れません。たぶん「よろしかったら」と言う譲歩表現(仮定法)から来た用法なのでしょうけど、仮定法文型じゃなければ、ただの過去を問う疑問文ですよね。「以前は良かったけど今はダメ」と言う応えも文法上可能ですよね。

2016年
11月29日
20:49

突然に失礼しました。
おしゃる事がわかりました。
この世に生まれてから、25年間名古屋市で育ち、現在は奈良県に住んでいます。
言葉は生き物ですね。

2016年
11月29日
21:40

10: New Long

「わたしは彼が知っている」と言う中国語母国語話者が使う困った表現があります。このような方々は難しい表現を覚える前に「知る」「知っている」「わかる」の使い方と、これらの動詞に対する助詞の使い方を正しく覚える必要があります。教科書で敬語を学ぼうと、動詞の性質(自動詞、他動詞、受動表現、使役表現など)を先に習得していなければ、正しく伝わる日本語はマスター出来ないでしょう。

中国語では語順が重要で、通常は主語+動詞+目的語です。目的語+動詞にすると誤解を生むケースもあります。日本語の語順の通りに「彼を知っている」を「他知道 」とかすると「彼が知っている」となってしまいます。こんな基本中の基本が出来なければ、どんなに単語を覚えようと永遠に中国語を書いたり話せるレベルにはなりません。

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