New Longさんの日記

(Web全体に公開)

2016年
11月30日
03:57

日本人感覚の中国語

これは大きな問題になることは多くはない、どうでも良い話と言えば、どうでも良い話であるが、中上級の中国語、より自然な中国語を書いたり話そうとするのなら注意すべきことである。ふたつの事例を挙げる。

(1)過去を表す「~(し)た」と言う日本語を全て“了”に置き換えてしまう。語法を学んでいる方は過去形ではなく完了形であり、経験には“过(過)”を使うし、“了”には変化を表すなど別の用法があるのは知っているだろう。過去を表す副詞などがあったり「~したらxxする」「~した後でxxする」「~してしまった」と言う文でなければ“了”は使う必要はないし、ニュアンスが変わる場合さえある。更には言えば「~した(時)」を機械的に“了的(时候)”と言うのは、通常は減点対象になる間違いである。逆に「~したらxxする」などの文では未来の事でも“了”を使うし、先に述べたように変化の意味合いもあり「まもなく~する」と言う日本語にも“了”は使われる。

(2)なまじ英語の前置詞を知っているせいか、日本語の「(ある場所)では」等の格助詞を単純に中国語の介詞(例えば「では」の例では“在”など)にしてしまう。介詞と言うのは元来動詞であり、連動式の用法から英語の前置詞や日本語のいくつかの格助詞相当と似た使い方になっただけである。主語を変えたり、介詞ではない普通の動詞を使って複文や連動式にした方が自然な中国語になることも多い。

以下の日本語を中国語に訳した場合、どれだけ中国語発想が身に付いているかの指標になるかも知れない。

1. 去年中国に旅行した時、上海ではネット友(网友)に会えて、嬉しかった。

2. 日本には「雨降って地固まる」(*1)と言うことわざ(*2)があり、中国語では“不打不成交”の意味です。

*1
固まる=变硬;固定;稳定;安定
*2
ことわざ=俗话;常言;谚语

どちらも上記の*1*2さえ辞書で調べられれば難しい単語はありませんよね(もっと相応しいものも有ります)。日本語として、さほど複雑な文でもありませんよね。

これらを、通じないレベル、文法上間違っても通じるレベル、元の日本語直訳とは違ってもニュアンスも伝わるレベル、ネイティブにとっても自然なレベルで、書いたり話せるかと言うのは、現時点での当人のレベルを示すと伴に、当人の将来に渡る語学向上の可能性をも示すことになるでしょう。

コメント

2016年
11月30日
09:31

1我去年去中国旅游,能见到网友很高兴。

2日本有句俗语说“雨降って地固まる”,这句话相当于中国的 “不打不成交”。

2016年
11月30日
09:34

“介詞と言うのは元来動詞であり、連動式の用法から英語の前置詞や日本語のいくつかの格助詞相当と似た使い方になっただけである。‘’

そうだったんですね! また目から鱗です。

2016年
11月30日
09:46

1我去年去中国旅游的时候,我能和网友见了面,很高兴。

の方がいいかな.....。考え始めると迷路に迷い込みそう。

2016年
11月30日
11:06

ミカネエさん:
1. 「上海では」が抜けていますよ。
翻訳しようと、あれこれ考えず、自分が出来る範囲の中国語で考えて、そのまま書いたり話せば良いだけです。
通じなかったり意味が違うと言う不正解はあっても、百点満点の模範解答と言うのはありません。

2016年
11月30日
11:27

自動翻訳してみた。やはり、自動翻訳の場合は減点対象が満載だ。

1.
google
当你旅行,去年在中国,在上海,以满足网友,我很高兴。

(主語が違っているし無茶苦茶)

excite
去年为中国旅行时,在上海在网络朋友上(里)能遇见,高兴。

(「ネット友に」の「に」が“在~上(里)”と訳され変になっている)

2.
google
在日本,有一个谚语说“坚定地下雨”,中国是“非不引人注目纳鲁交”的意思。

(“”の中まで変えられてしまった。“中国是”って無茶苦茶)

excite
日本是有「雨虎地凝固」这个谚语,中文“不打不成交”的意义。

(惜しいんだけども、、、)

2016年
11月30日
11:48

わたくしのレベル
(ネイティブに評価してもらわないとレベルは不詳)

1. (我) 去年 去中国旅游的时候,在上海 跟网友见过面,觉得很高兴。

2. 日本有俗话 说「雨降って地固まる」“如果下雨了,就地面却凝固”,这是(中文)“不打不成交”的意思。

()の部分は試験とかじゃなければ、省略しちゃいます。

2016年
11月30日
12:35

New Longさん

New Longさんの書いた文はシンプルでしかもわかりやすいですね。作文するとき、いつも文法やら単語やらを捏ねくりまわしたあげく、迷路にハマることがしばしばです。だから瞬発力が必要な会話がダメなんだと思います。

自動翻訳機ってこんなに役に立たない代物だったんですね。もうちょっとマシだと思っていました。

2016年
11月30日
17:18

1. 前半はいわゆる連動式、(去or来)+(場所)+(行動)と言う文型を修飾に使っています。旅行、遊び、留学、診療などの例文に慣れると“在”は使わなくなります。“在去年的中国旅游中”と言う表現も可能かも知れませんが、強調するのでなければ連動式が普通かと思います。「会えて」は多分ばったり会ったのではなくて約束して会ったとかでしょうから“见面”だけで充分で、離合詞なので会った相手を介詞“跟”(with)を使って前に出します。これもほぼ決まりきった言い方です。“和”は本来は接続詞なのでandで並列に繋ぐ場合に使うのですが、“跟”との区別が相互に無くなっているかも知れません。中国語では過去の感情を表す助詞や助動詞が無いので、感情の対象となった「会う」を過去形にしたりします。“过”(会った(ことがある))を使うか、“了”(ついに会えた、会えたので)を使うかでニュアンスが違いますが、どっちが相応しいかは解りません。“去年”があるので、どちらも不要かも知れません。

2. こちらは兼語式の代表例。“有”の主語が“日本”になるので“在”は使わない。後半は“用中文说‘不打不成交’。”とすると“意思”、“意义”、“相当于”、“翻译成”とかを使わなくても、伝わるので何かと便利かも。“用中文怎么说?”とか応用が効きます。

文法的に解説すると、多分、以上のようになりますが、単純に、いつの間にか暗記している五語~十語程度の言回しを組み合わせて書いただけです。

2016年
11月30日
17:37

2.の就の位置は変かも知れない。地面と凝固の間に入れるべき。その場合、却との順番が解らない。就却かな?

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