New Longさんの日記

(Web全体に公開)

2016年
11月30日
22:22

もらう/あげる /くれる//請/請問/請教

ずいぶん前に「もらう」「あげる」「くれる」の違いを整理した事がある。日本語を母語とする方々にとっては、これらの動詞の性質から、主語や間接目的語(人)を省略されても、 動作の主体者と方向は明確である。

もらう:主体者=私、方向=私←私以外
あげる:主体者=私、方向=私→私以外
くれる:主体者=私以外、方向=私以外→私

主体者を変えるには主語を明示し、物の動きを変えるには間接目的語(人)も明示する。
省略された例文ばかりで練習すると、物の動きや動作の方向としては「もらう」と「くれる」が同じために混同してしまう事がある。

実は“請”(日本語で「請う(こう)」)と言う中国語の単語も「もらう」と同様の意味なのであって、なんでもかんでも丁寧語である「どうぞ」や Please の代わりだと思っていると、動詞の種類によっては誤解を生む事がある。

通常は、(我)請(你)+動詞と言う構文の主語(我)と間接目的語(你)が省略されたものであり「(わたしは)(あなたに)~してもらいたい」と言うものである。

これが“請問”とか“請教”とかになると、これだけで一語のように扱われるため、動作の主体者が変わってしまう。“請問”は「問わさせてもらいたい」と言う話者の「問う」と言う行為に許しを請う意味であり、“請教”は「教えてもらいたい」と言う意味で間接目的語が動作の主体者になってしまう。

つまり、“(我)請教您什麼什麼的”と“請您教我什麼什麼的”は同じ意味なので、紛らわしい。

本記事は下記の元記事のダイジェスト版です。
http://kanichi.jp/diary/137737
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